コロナ対策「コロナに打ち勝つ体づくり」に必要な3つのこと
目次
コロナウイルスに打ち勝つ体づくりは何をすればいい?
2020年は、コロナウイルスの影響で大変な年になった人が多いのではないでしょうか。
世界的に大きなインパクトを与え続けるコロナウイルス。
12月30日の1日の感染者数は、東京で944人。もう1,000人が目前に迫っています。
日本全国でもどんどん感染者数が増えていて、不安に思っている人も多いと思います。
人の多いところへ出かけることを極力控え、外出先でマスクを外す時間を短くしましょう。
第一波の時は、ジムが感染源として報道されたこともあり、ジムを嫌煙する人もいましたが、今は安心してトレーニングできる環境が整ってきています。
換気や消毒、マスクの着用が義務化されているうえ、スタッフによる消毒や清掃も徹底したルールに基づいて丁寧に行われています。
体を動かして、しっかり栄養価の高い食事をして、コロナウイルスに負けない体づくりをしていただきたいです。
今日は、ジムでのトレーニングだけではなく自宅でできる運動や、食事などの日常生活で取り入れて欲しい、コロナウイルスに負けない体づくりの方法を紹介します。
コロナ対策① 免疫力を高める食事をしよう
コロナウイルスに打ち勝つためには、免疫力を高めるのがいいという話は、メディアでも多く取り上げられています。
では、免疫力を上げるためには、どんなことをしたらいいのでしょうか?
まずは、食事に気を配ることが大切です。
バランスのよい食事を心がけましょう。そのためには適度な「糖質」「たんぱく質」「脂質」が必要です。
糖質といっても、お菓子に含まれている砂糖ではありません。穀物や果物に含まれている糖質です。
脂質も、揚げ物や炒め物に使用する油や肉の脂のことではありません。不飽和脂肪酸とよばれる魚やナッツ類に含まれる良質な脂質です。オメガ3やEPAなどと言われています。
これら「糖質」「たんぱく質」「脂質」を毎食摂るのが理想です。なので、一品で完結するような食事ではなく、定食スタイルの食事を心がけましょう。
一品で完結する食事とは、丼ものやカレー、麺類、オムライスなどです。昼食を菓子パンだけで終わらせている人を見かけますが、今すぐ食生活を変えることをお勧めします。
コロナ対策② 腸内環境を整えよう
免疫力を高めるためには、NK細胞を活性化することが有効です。
NK細胞とはナチュラルキラー細胞と呼ばれていて、がん治療などでも注目を集めている凄い細胞です。
NK細胞は免疫細胞のひとつで、体の中を自分でパトロールして、ウイルスに感染した細胞などを見つけて排除する事ができる細胞です。
NK細胞を強化したり増やしたりすることで免疫力が上昇し、健康を維持することができます。
このNK細胞は、ほとんどが腸内に生息していることがわかっています。そのため、腸内環境を整えることがとても大切なのです。
腸内環境を整えるためには、発酵食品や食物繊維が必要不可欠ですので、毎食のメニューに取り入れることをお勧めします。
発酵食品とは、納豆、みそ、ヨーグルトなど。キムチなどの漬物もいいですね。
食物繊維はブロッコリーやキノコなどの繊維質が多い野菜、海藻類、穀物類がお勧めです。
さらに根菜や葉野菜、海藻、穀物には免疫力を高める栄養素「LPS」が含まれています。LPS(リポポリサッカライド)は細胞を活性化させる鍵のような存在。LPSも多く摂取して、ウイルス感染を予防することができるのです。
コロナ対策③ ストレスを発散して免疫力を高めよう
ストレスをため込まず発散することで、免疫力を高めることができます。
皆さんは、ストレス発散には何をしますか? その自分が好きなことやストレス発散方法を実施いただきつつ、是非取り入れて欲しいのは、適度な運動です。
ジムへ通われている方でしたら、ジムでトレーニングを。もし外へ出ることに不安があったり、運動が苦手な人なら自宅で運動してみましょう。
コロナ太りというキーワードが出てくるほど、運動量の低下や食生活の乱れで体重が増えている人が多いようです。体重の増加は心肺機能に負担をかけてしまい、免疫力の低下につながります。
できるだけ毎日、体の中で大きな筋肉を動かす運動をして、体重の管理、体温の調整を心がけましょう。
大きな筋肉とは、下半身、胸、背中です。
下半身には、スクワット。胸には腕立てふせ。背中にはタオルを使ったプルダウンなどがあります。
わたしがCREA WEBというメディアで紹介した、家でやるトレーニングに最適なYoutubeがあるので、是非ご覧ください。
それを参考に運動して、免疫力向上、さらにコロナ太りを撃退しましょう!